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董進

Author:董進
雑兵の三国志へようこそ。

『三国志オンライン』でまったりと遊んでいる董進のプレイ日記です。

活動鯖:泰山
所属国:蜀
所属武将:趙雲
所属部曲:虎威軍

↓占いではここまで強くなるらしい…

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孝行息子の涙 後編

皆さん、いかがおすごしでしょうか董進です(゚Д゚)ノ

『孝行息子の涙』の最後です、読んでやってくださいね。

賊の集団を【董進】は見つけ、頭領らしき人物に近付いた。
賊はこちらが一人なのを見て、特に警戒もしていない。

あんたが李奇?

董「あんたが【李奇】か」

李「何だ、仲間になりたいのか」

董「いや」

言い終わないうちに【董進】は【李奇】に斬りかかっていた。

大刀よこせ

【李奇】は身構えた、しかしそれ以上身体が動かなかった。
自分に襲い掛かった男はこちらを見ている。

【李奇】はその場に崩れ落ち倒れた。

それを見た賊は皆、もう逃げていなくなっていた。
 
弱いな

これで[富平]も平和になるだろう。
【董進】は《李奇の大刀》を拾い、[長安]の【王茂】の元へ向かった。

董「【王茂】」

王「おやおや、【董進】様。今日はどのようなご用件で?よもやまだ宝剣と茶葉の話ではござい
  ませんでしょうなぁ」

董「この刀を見ろ」

【董進】は【王茂】に《李奇の大刀》を渡した。

王「なに? この刀を見ろと?どれどれ。大して値打ち物にも見えませんがねぇ」

【王茂】は何かに気付いたらしく震えだし

王「……こ、これはもしや【李奇】の!ま、まさか、あんた、【李奇】たちを倒してきたってのか!?あ
  んた、そんなに強え奴だったのか……こ、これはまずい……」

【王茂】の強張った顔が急に愛想笑いに変わり

王「ぬ、ぬふ、ぬふふふふ!いやぁ、【董進】様、ちょうど良いところにお越しくださいました。むし
  ろ、お呼びしようと思ったくらいでして。実はちょうど、修理に出していた宝剣が戻ってきたん
  でございますよ。ほら、ご覧ください、銘もしっかり《芙蓉宝剣》と読みとれるようになったでし
  ょう」

綺麗になったな

《芙蓉宝剣》と彫られた剣を受け取り、見てみると同じ剣とは思えないほど綺麗に研ぎなおされていた。

王「いやぁ、一目見たときから、この宝剣は私めなんかの手に負える代物ではないと、思ってお
  りましてね。僭越ですが、一時的にお預かりしたわけで」

董「いくらになる」

王「お代?もちろん、お代なんていただきませんとも!これは私めの善意でしたことでして。
  そのまま、ずずっとお持ちくださいませ。あぁ、そうそう!あと、この《高級茶》も差し上げ
  ます。これは正真正銘、本当に高級なお茶でございまして。いやぁ、【小壱】お坊ちゃん
  でしたっけ?今どき奇特……じゃない、感心なお子さんだと思っておったわけですよ。も、
  もちろん、《高級茶》のお代も結構ですとも!【余蝶】様にもよろしくお伝えくださいよ」

《芙蓉宝剣》と《高級茶》を持ち、[虎背村]に戻り【余蝶】の元へ戻った【董進】。

お待たせ

余「【董進】殿、宝剣は取り戻せたのですか?」

董「これです」

余「まぁ、これがあの宝剣ですか?ずいぶんと綺麗になって。ここまで整えるのは、かなり手間
  がかかったでしょうね」

董「あと、これも 【王茂】が」

余「【王茂】が《高級茶》も?どれ、拝見します。……うん、これは高級な茶葉ですね。以前のも
  のとは比べ物になりません。宝剣のみならず、茶葉まで無償とは少し抵抗がありますが、【
  王茂】には良い薬となるかもしれませんね。受け取っておきましょう」

何で知ってたの?

董「しかし、何故【王茂】と【李奇】の関係を知っていたのですか」

余「え? どうして【王茂】と【李奇】の関係を知っていたのか、ですか?……それは【趙娥】姉様
  から、連中の話をお聞きしていたからです」

董「姉上から聞いていた?」

余「いえ、その、姉様と言っても、実の姉妹ではありません。お茶も剣も、いろいろと姉様から教
  わったもので……。姉様はお父様を【李寿】という男に殺され、仇を討つべく剣術を学んだそ
  うです。そう、その【李寿】の弟が【李奇】で、【王茂】は【李寿】の部下だったのです。姉様は
  ずいぶん前に、3人の弟たちと共に、仇討ちの旅に出られました。【李寿】は用心深い男で、
  なかなか消息がつかめず、苦労されているようです。一度、帰ってきたとき、復讐は何も産
  まないと、偉そうに言ったことがあります。あれ以来、姉様とは会っていません。いったいどこ
  で、どうしているのか……。【董進】殿、もし姉様に会えたら、そしてもし、まだ姉様が本懐を
  遂げていなかったら、どうか力を貸してあげてください」

【余蝶】の声には力があるが、目が少し潤んでいる様に見えた。

余「これは今回のお礼です。主【小壱】様に代わってお礼申し上げます。そのお力、今後も悪し
  き者を正すためにお使いください。もし【趙娥】姉様と会うことがあったら、助けてあげてくだ
  さい……」

董「分かった、もし会ったら力を貸そう」

見習わないほうが良いよ

帰ろうとした時、【小壱】が近付いてきて

小「【余蝶】さんから話は聞きました。僕も【董進】さんみたいに、困ってる人を助けられるようにな
  りたいです」

董「私なんかを目標せず、大きくなったら蜀に来ると良い。目標にすべき人物はいっぱいいる」

[成都]に戻り、【諸葛亮】に戻り報告をする。

戻ったよ

董「軍師殿、ただいま戻りました」

諸「【董進】戻ったか、【陳震】は何と」

董「まずまずだそうです」

諸「そうか、詳細を書いた竹簡を預かっておろう」

董「ここに……」

やべ…落とした…

【董進】の身体から脂汗が噴出してきた。

諸「どうした?早く出せ」

董「申し訳ございません。部曲砦に忘れたみたいです」

諸「なに、ならば明日持って来い」

【董進】は駆けた、駆け続けた。
運良く【小壱】が拾ってくれていたが、報告が遅れ禄を減らされた【董進】であった。

やっと終わりましたね(;´Д`)
このシリーズはこのブログの中では人気あるほうなんですが('A`)マンドクセですね。

でも頑張って、また書くんで見てくださいね。

それでは皆さん、また会いましょう。
See you next time. Bye-bye(゚Д゚)ノシ

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孝行息子の涙 中編

皆さん、いかがおすごしでしょうか董進です(゚Д゚)ノ

『孝行息子の涙 前編』の続きになります。
では良ければよんでください。

[長安]に着き、激昂しながら【董進】は【王茂】の元に向かった。

騙したな

董「【王茂】」

王「これはこれは【董進】様、今度はどのようなご用件で」

董「《古びた宝剣》を返せ、あの茶は天子様が飲む物とは違ったぞ」

王「《古びた宝剣》を返してほしい?ご冗談でしょう?もう取引は成立しているのですよ。すでに《
  古びた宝剣》は修理に出してしまいました。何せひどい保存状態でしたからなぁ。修理にいく
  らかかったと思います?それに、茶葉はどうしたのです?」

董「捨てた」

王「……捨ててしまった?ぬっふっふ!お話になりませんなぁ!茶葉が高級だろうがなんだろう
  が、もう取引は成立しちまったんだよ!その取引をしたのは、あんただろうが!忘れたとは言
  わせんぞ、こらぁ」

【王茂】は薄笑いを浮かべながら言った。

一理あるが

董「う……」

王「……失礼失礼、つい興奮して地が出てしまいました。まぁ、どうしても宝剣を返してほしいと仰
  るなら、お譲りしないでもありませんよ?」

董「本当か」

王「ただし、修理代込みで、1,000,000,000銭になりますがなぁ!1銭たりとも譲る気はありません
  ぞ!ぬっふっふ!」

払えるはずはない。一瞬、斬ってしまうかということが頭に浮かんだが思い直し、しばらく思案していたが、良い考えが思い浮かばないので[虎背村]に戻ることにした。

全く話にならない

余「【董進】殿、首尾はどうでしたか?【王茂】は何と?」

董「話にならない、返してほしくば1,000,000,000銭払えと」

余「1,000,000,000銭!?……そんな大金、とても払える額ではない。譲る気なし、ということですね
  。無茶な取引をしかけたくせに、横暴な!【董進】殿、あの【王茂】がここまで強引な要求をして
  くるのはなぜか、わかりますか?それは、強力な後ろ盾があるからです。【王茂】は今でこそ、
  商人のような格好をしていますが、元は[長安]周辺を荒らす賊」

董「賊だと、賊が何故…」

余「今でも[富平]を縄張りとする【李奇】らと結託しています。周りもそれを知っているから、【王
  茂】の強引なやり方を憎々しく思っていても、口出しできない。こうして連中はのさばってきた
  のです。【董進】殿、あなたはこれまで、数々の苦難を乗り越えてきたと聞きます。どうか【王
  茂】の後ろ盾の【李奇】を倒してください。【王茂】個人に大した武勇はありません。【李奇】が
  持つ《李奇の大刀》を取り上げ、【王茂】に見せつけてやれば、考えを改めるでしょう」

【余蝶】は言葉では頼んではいるが、目は断る事は許さないと言っている様に見えた。

分かった私が斬ろう

董「分かった、元はと言えば私のせいだからな。私が【李奇】を斬ろう」

余「お願いします。【王茂】に煮え湯を飲まされた人たちのため。そして、母を気遣う優しい思いを
  踏みにじられた少年のために」

[富平]に向かって、【董進】は駆けた。賊というコトは一人でないはずだ。
一人では心もとないが今は時間が惜しかった。
たいした用事では無いとはいえ、本来は軍務の途中なのだ。

【李奇】ドコ?

[富平]の村に着き、農家の女性に【李奇】について尋ねた。

女「【李奇】はこの村の南にいるよ。兵隊さんアンタが倒してくれるのかい」

董「出来たらな」

[富平]の村の南に駆けた。
賊は集団で行動するからすぐに見つかるはずだ。

つづk(゚Д゚)

それでは皆さん、また会いましょう。
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孝行息子の涙 前編

皆さん、いかがおすごしでしょうか董進です(゚Д゚)ノ

【諸葛亮】に宮城に呼び出された【董進】。
何事かと思ったが、使者の様子では火急の用事ではなみたいだった。

お呼びでしょうか?

董「軍師殿、お呼びでしょうか」

諸「お主を呼んだのは他ではない、[長安]で募兵をしている【陳震】に状況を確認してきて欲しい。
  【陳震】から定期的な報告はあるが、確かめたいことがある」

董「承知しました」

すぐに部曲砦に戻り準備を整え、[長安]に向かった。

募兵状況どうよ?

董「【陳震】殿、軍師殿の使いで参りました。募兵状況はいかがですか」

陳「軍師殿の使いで、定期的に報告はしているが」

董「少し確認したい事があるようです」

陳「そうか、募兵状況はまずまずだな」

董「それは良かった、良ければ我が部曲に…いや、何でもないです…」

詳しい募兵状況を【陳震】から聞き、成都に戻る途中[虎背村]に差し掛かった。
少し前に【小壱】という少年から依頼を受けお茶を買ってきた事を思い出し、元気にしているか気になり久しぶりに会ってみようという気になった。

オヒサ☆^v(*´Д`)人(´Д`*)v^☆オヒサ

董「【小壱】殿、元気にしているか」

小「【董進】さん……先日はお世話になりました……ごめんなさい、ちょっと疲れていて……」

【小壱】は虚ろな目をしながら言った。

如何したんだろ?

【董進】は一体どうしたのだろうと考えてると急に若い女が話しかけてきた。

女「あなたが【董進】殿ですね」

董「あなたは」

女「私は余蝶と申します。あなたが来るのを待っていました。あなたに話しておかねばならない
  ことがあります。以前、そこにいる【小壱】様から、お茶の購入を依頼されましたね」

それがどうした?

董「確かに茶を買いに行ったが、それが」

余「あなたのご厚意には感謝します。いえ、感謝したいです。ですが、あなたが持ってきた《高
  そうな茶》あれは陛下がお飲みになるような代物ではありません。高級と言えなくもないと
  いう程度のものです」

ホントに?

【董進】はそれを聞きながら何故、そのような事がタダの庶民に分かるのだと怪訝な顔をしていると見透かした様に【余蝶】は続けて

余「どうして、そんなことがわかるのか。そうお思いですね。それは、私が以前、【小壱】様の父
  君や母君にお飲みいただく茶を吟味していたからです。今でこそ、家はご覧の有様ですが、
  元は【小壱】様は由緒正しき血筋のお方。私の一家は、そんな【小壱】様のご家族にお仕え
  してきたのです。この戦国乱世、血筋だけでは何の意味も持たない時代だと言うことは承知
  しています。依頼して受け取った以上、眼力に欠けていた【小壱】様にも責任はありましょう。
  ですが、貴重な宝剣を法外に安く買い取られたこと、そして何より、【小壱】様のお方様を思
  う心を踏みにじった【王茂】めは許しておけません」

【董進】は【余蝶】の話を聞き低く唸った。

余「事情を知ったお方様はお嘆きになり、茶葉を捨てておしまいになられました。【小壱】様も悲
  しまれ、あれ以来、落ち込んでしまわれました。【董進】殿、貴殿を責めるのは筋違いだと承
  知しています。ですから、私からお願いします。【王茂】から宝剣を取り戻してください!」

引き受けましょう

董「分かりました。私にも否がある、取り返してまいりましょう」

余「感謝します、【董進】殿。私はここを離れるわけにはいきません。特に【小壱】様を放ってはお
  けませんから。悪名高い【王茂】のことです。素直に宝剣を返してはくれないでしょうどうか、
  気をつけて」

【董進】は怒りを抑えながら[長安]の【王茂】の元に向かった。

つづk(゚Д゚)

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母にお茶を 後編

皆さん、いかがおすごしでしょうか董進です(゚Д゚)ノ

[長安]に着き、【王茂】を探していると身なりの良い、それらしい商人が居たので話しかける。

【王茂】殿ですかな?
董「【王茂】殿か?私は蜀の軍人【董進】と申す」

王「はいはいはいはい、何をお求めで?
  リンゴあめから武器兵器まで、うちは何でも取りそろえておりますよ?」
  
董「[虎背村]の【小壱】殿が、病気の母の為にお茶を買いたいというので使いで来たのだが」

王「ほほう、お茶ですか!ええ、もちろんございますとも
  ……ただし、うちのは一葉いくらという高級品だけですよ?
  こう申しては何ですが、お客様のような身分の方にお売りするようなものでは……」
 
【董進】は《古びた宝剣》を取り出し言った。
 
これは良い物だよ
董「この剣ではどうだ」

【王茂】は《古びた宝剣》を受け取り見ると

王「!!!!!!
  こ、この《古びた宝剣》は……!ええ!? これと茶葉を?
  ……いやはや、これはこれは……うん、待てよ……
  これはひょっとして…………ぬっふっふ!」

一瞬、驚いた様な顔をしたが、すぐにいつも通りの愛想笑いの顔に戻り。

王「ええ、お客様、この《古びた宝剣》、確かに名品とお見受けしますが、いささか保存状態が悪
  すぎるようですなぁ
  うちで扱っている高級茶葉は、貴族様、いやいや、皇帝陛下が愛飲されている代物
  どんなに甘く見つもっても、この《古びた宝剣》とだけでは、お譲りしかねますなぁ
  いやいや、お断りするわけではないのですよ
  私もそんな酔狂な、じゃない、孝行者な少年の願いを叶えてあげたいですからなぁ
  ですから、ここはひとつ……
  そうですな、《滑石》を20個、持ってきていただきましょう
  《滑石》と《古びた宝剣》を合わせてなら、この《高そうな茶》をお譲りしましょう
  いや、もう、これは垂涎ものの話ですぞ
  さぁ、先に《古びた宝剣》は私めがお預かりしておきましょう
  落としたりしたら、事ですからな!
  では、【董進】様。《滑石》20個、お待ちしておりますぞ」

これでも足らないの?
董「ううむ、いささか古くなりすぎていたか。《滑石》ならば[銭荘]にあるので取ってくるか」

[銭荘]から《滑石》20個を取ってき、【王茂】に渡すと

王「おお【董進】様!お待ちしておりましたぞ
  《滑石》20個、手に入れてこられましたな?」

董「これで茶を貰えるのだな」

王「ええ、ええ、もちろんですとも
  さぁ、ここに《高そうな茶》を用意しておきました
  これを持っていっておあげなされ」

仕方ないか
【王茂】から《高そうな茶》を受け取り、【董進】はそれを見て

董「ずいぶんと量が少ないようだが…」

王「え!? ずいぶんと量が少ない?ご冗談を!
  申し上げましたでしょう? これは大臣様、じゃない、皇帝陛下ご愛飲のお茶ですよ?
  我々のような市井の者が、簡単に飲めるようなものではないんですよ
  これでも、孝行少年のため、少し多めにお譲りしているのですよ?
  まぁ、どうしてもと言われるなら、《古びた宝剣》も《滑石》もお返しします
  ですが、[長安]広しと言っても、高級茶を扱ってるのは私だけですからなぁ
  
董「ううむ、それほどに高価なものとは…仕方ない…」

王「そうそう、素直に持って帰ればいいんですよ。では、これで取引は成立ですな?
  いやぁ、利益なんてほとんどありませんが、道に適う行いをすると気持ちいいですなぁ」

腑に落ちないものの、仕方がないので《高そうな茶》を持ち帰った【董進】

申しわけない
小「【董進】さん、お茶は手に入りましたか?」

董「ああ、たったこれだけしか買えなかったが…」

【董進】は【小壱】に《高そうな茶》を手渡した。

小「……これですか」

董「一応、天子様がお飲みになるお茶らしい」

小「え? 陛下がお飲みになるお茶なんですか?
  すごい! それなら、こんなに少しだというのも当然かもしれませんね
  きっと、とてもおいしいのでしょうね
  母も喜ぶに違いありません
  お茶は薬にもなると聞きますから、もしかするとこれで、母の病気も治るかもしれない!
  【董進】さん、あなたにお願いしてよかったです!
  本当にありがとうございます!
  お礼にこれを差し上げます」

良いの?
【小壱】は家の中から一つの巻物を取り出し、【董進】を渡した。
  
董「これは《光武帝出征記》じゃないか、こんな貴重なものを良いのかい?」

小「武勲を上げた父が、朝廷から頂戴した品だと聞きますが、うちには置いておく場所もありませ
  んから。それでは、【董進】さん、失礼します。
  僕はこれから、母にこのお茶を飲ませてあげなければならないんで!」

【小壱】は嬉々としながら、そそくさと家の中に入っていったので、【董進】はそのまま[成都]に戻った。

酒の方が良いわい
董「それにしても、茶というものは高いものだな。私は酒の方が良い」

一人[部曲砦]で酒を飲みながら思う【董進】であった。

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母にお茶を 前編

皆さん、いかがおすごしでしょうか董進です(゚Д゚)ノ

【十常侍】との戦いに疲れ、砦に戻り休む董進。
酒でも飲まないとやっとれん
董「う〜む、【十常侍】はいくら倒しても復活するのでキリがない…。そういえば【張譲】は近隣の
  村に危害を加えていないだろうか?少し見て回るか」

長安、近隣の村を見て回る董進。
平和なもんだな
董「平和なものだな、良かった。危害を加えられている村も見つけても、ほとんど何も出来な
  いが…」

歩いていると董進に話しかけてくる少年が
何かね?
少年「軍人さん、ちょっと良いですか?」

董「何だい?私は【董進】と云う、名前で呼んでくれ」

少年「僕は【小壱】と申します。【董進】さん、お願いがあります。
   [長安]の北にある[北安村]へ行き、お茶を買ってきて貰えませんか?」

お茶?
董「お茶?わざわざ人に頼むという事は…」

小「ええ、僕が求めているのは、高貴な人にしか飲めない、正真正銘のお茶です。
  病気の母に、飲ませてあげたいんです。
  父が【董卓】との戦いで戦死してから、母は一人で僕や妹の【小双】を育ててくれました。
  その無理がたたって、今は家で寝たきりなんです。
  本当は僕が買いに行けば良いのですが、病気の母や妹を置いては行けません。
  しかも最近は、【董卓】の軍勢が近くまで来ていているので、家を空けられないのです」

董「そういえば、何故か【董卓】軍の残党をよく見かける。しかし私が行っても良いが、高価な茶
  を買う金はどうするんだ?」

【小壱】は家の中から古びているが、見事な装飾の剣を持って来て続けた。

小「ここに、我が家に代々伝わる《古びた宝剣》があります。
  将来、僕が仕官したときのために持っておくよう母から言われていたのですが……
  僕にとって、将来のことなんかよりも、目の前の母のほうが重要なんです。
  【董進】さん、これとお茶を交換してきてください!」

分かった!
董「分かった、そこまで言うのなら行ってこよう」

小「ありがとうございます!
  では、《古びた宝剣》をお渡しします。
  僕には、この剣やお茶が、どれほどの値段なのかはわかりません。
  でも、剣は由緒ある名剣だと聞いています。
  見合う分のお茶と交換できればいいんです。
  【董進】さんはご存知だと思いますが、[北安村]には船着場があって、[長安]に運ばれる珍
  しい品が運ばれてくるんです。
  その船着き場にいる【来謙】さんから、お茶をゆずってくれる人のことを聞いてみてください。
  きっと剣とお茶を交換してくれる人を、紹介してくれるはずです」

【董進】は【小壱】から《古びた宝剣》を預かり、[北安村]の船着場に向かう。

董(何かどこかで聞いた話によく似ている気がするが、気のせいだろうか…)

[北安村]の船着場に着き、新米らしき漁師に話しかける。

来謙殿ですな?
董「船着き場の案内人の【来謙】殿ですな?
  [虎背村]の【小壱】殿が、病気の母の為にお茶を買いたいというので使いで来たのだが」

来「え、船着き場の案内人?
  ああ、確かに以前は、船着き場の管理をしてたよだけどそれは、昔の話さ。
  【董卓】が来てから、この港に入ってくる船はめっきり減っちまってね。
  だって、そうだろ? せっかく運んできても【董卓】に取られちまうんじゃね」

董「と言う事はもう司隷には洛陽船は来ない?」

来「ああ、もう来なくなったよ」

【来謙】は諦め顔で、たまに溜息をつきながら続けた。

来「そんなわけで、俺は単なる漁師。
  交易でにぎわってたこの村も、さびれた漁村になっちまったってわけよ。
  ……でも、病気の親御さんのためにお茶を買おうなんて、感心な話だ。
  金が余ってる貴族のぼんぼんか、よほどの孝行者じゃないと思いつかんよ、そんなことで、貴
  族様がお飲みになるような高級な茶の話だけど、[長安]にいる【王茂】って豪商が扱ってるよ」

王茂という人物か
董「【王茂】殿か、[長安]に行くしかないな」

来「でも、【王茂】には注意したほうがいいよ。
  あのおっさん、ずいぶん汚いやり方で今の地位まで登りつめた人だからな
  どうしても茶が欲しいなら、止めないけどな」

【来謙】に礼を言い、【王茂】に会う為に[長安]に向かう【董進】であった。

つづk(゚Д゚)

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